がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母が直腸がんになった話~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴ります。

職場の上司に伝える~「がんになった人」のカテゴリに入るということ

 2018年7月24日(火)

 

夏休みの次男は朝が早い。いつもは8時15分過ぎに学校へ行くけれど、今朝は7時半からの部活の練習があるから、私の出勤時間より早くに送り出した。

 

朝、上司に、今日少しお話したいことがあります、お時間下さいとメッセージを入れた。早く言わなきゃね。でもなんだかんだと忙しくて、16時くらいかな、やっとそのタイミングがやってきた。上司と二人きりになれる時間。

 

少し雑談からの、本題。

わたし手術をしなければならなくて入院するんです。大腸に大きなポリープがあって、たぶん、がんです。と告げた。

 

上司は私が健康診断でD判定をくらって精密検査をすることを知っていたけれど、がん、という言葉にはたぶんきっとだいぶ驚いたと思う。でもまぁ私もこんな感じで見た目は元気だし、もう淡々といつもの調子で流れを話して。上司はキャリアも長いし、やまい系の話はたぶん慣れてもいらっしゃるだろうから大丈夫、と思って話したけれど…でもやっぱり、身近な部下が。直属の部下ががんっていうのはどういう気持ちかなと思うと、申し訳なさでいっぱいになる。

 

実は社内にはほかにもがんと闘っている人がいて、それは私も知っていたし応援する気持ちでいたけれど、そうか、私も仲間になるんだな…と。上司と話をしていて、ふっと、自分をがんの世界の住民にカテゴライズしていた。この世には、がんになった人とそうでない人がいて、私は、なった人のカテゴリに入るんだな、と。そのカテゴリの人は紛れもなくマイノリティであるな、と。なんだかそんなことをふっと感じて、ちょっと寂しくなった。

 

ともあれ。上司にも、おしりカメラはやってください。すぐにでも!と熱く語った。いま私が出来ること、やらなくちゃいけないことは、おしりカメラの啓蒙活動だ。本当にみんなやった方がいい。元気いっぱいで生活できている今なら、間に合うんだから。

 

上司はひととおり私の熱弁(笑)を受け止めてくれて。冷静に話を進めてくれる。

とにかく、土曜日の細胞検査の結果が出て、それからだねと。そこから少しずつ進めていくしかないねと。

 

まだ何か決まったわけではないし。悪い方を考えてもね…。いや、悪い方を考えているわけではないけれど、リスクとして、いろいろとあるというのは事実で。そういうケースもあるってことは、知っておいて悪いことではないよね、などなどと。

 

そうですよね…。

と、上司とやりとりしながら、やっぱりまだ客観的すぎる感じで、自分のことを見ている。冷静ぶっているのかなぁ、単に。自分でもよくわからない感覚で、とりあえず、上司への報告が終わった。ちょっと一安心した。

 

夜は息子たち二人と大戸屋で合流して晩御飯にした。長男はなんと間違えたバスに乗り、わざわざ一駅ぶん電車で移動してたどりついたという。いつもはそんな間違いしないのに。暑いからね、頭が弱っているのかもね。などといって笑った。

 

テーブルで話したことは、今日ママは会社の上司に話したよ、こういうのって言われる方がつらいよね、ってこと。そしたら次男がすかさず、そうだよー!と返してきた。そうか、さらっと受け止めてたように見えた次男も辛かったんだねぇ。ママの告白を聞いて、子供たちも辛かったんだな、といまさら思う。

 

夫は、知り合いの大腸がんに詳しい人にメールして相談してくれたらしい。おおはた先生の評判も聞いてくれている。おおはた先生のところを受診するのは月曜の朝になりそうだけど付添える?って聞いたら、最初は会議があるから無理という返事だったけど、すぐに休みを取るから大丈夫と言ってきた。彼も大変だ。立場的にね、そう簡単に休めないのは知ってる。だから私は月曜も一人で平気だけど、一応、念のため、一緒に行ってもらえたらなぁっていうのが本音だった。ドラマでもほら、がん告知を受けるときは家族が一緒だったりするでしょ。とかね。結構やっぱりね、名医の口からがん告知されたら、私だって辛いんじゃないのかな。

 

まだ診察を受ける日が決まったわけでもない。でも、最短の月曜日、7月30日の月曜日に、すぐにでもおおはた先生に見てもらいたい気持ちでいっぱい。その流れがうまく来ないだろうか。

 

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