がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母による大腸がんブログ~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴るブログです。

手術前日の想い:かわりゆく体と、切られてなくなるわたしの直腸と、がんへのメッセージ

今日を境に、今の私の体がおおきく変わる。

 

今日までの私は、もういなくなると思うと、ちょっとかなり嫌なんだけど。

 

こうしてテクテク何の不安もなしに歩き回れるのも、今日が最後なのかなぁとか。

明日から。明日の手術が終わってからは、全く違う自分に生まれ変わる感じっていうの?

なんかすごく変だよねぇ。がんって、こういうもの?

こういうものらしいね。

 

うん。ここにいるみなさんも同じだもの。いや、みなさんはもっと辛いよ。

だってもっとキツイ宣告を、結構いきなり受けているわけだからね。

 

がん。

なってしまったものは仕方なくて。

これを取らない限りは、もっとよくなくて。

取ってしまうと、体が変わる…

どう転んでも、今の自分ではなくなるのね。

なんだかね…。

 

明日、手術。

 

いままで頑張ってくれてた直腸よ、さようなら。って感じかな。

直腸も気の毒だよね、私の中から離されちゃうなんてさ。それよりも、がんを今まで飼ってたんだから、大変だったね。出血もしたしね。気の毒な臓器だったね。いままでありがとう、です。

 

直腸をなくした私も、きっと辛くなるけれども、葬り去られるあなたも辛いね。

 


そして直腸で発育を続けていたがんよ。その存在を知らしめてくれてありがとう。

早いうちに知らせてくれたことには感謝するよ。これも何かのサインなのかね。

がんが私の中に生まれたことは、何を意味するのだろうか。ほかでもない私の中にできたことと、タイミングと。一体、何を意味するのだろうか。

 

両親がまだ元気で、しかも農閑期で、母が一人で来れる状態で。長男が高2で今年は受験生じゃなくて、次男も中1になってだいぶしっかりしてきて。夫が仙台単身赴任っていうのがちょっと不便だけれども。横浜の義父母も元気で、我が家へのサポートが可能な体制。しかも今は夏休み。このタイミングの良さには我ながら感心する。このことも、何か意味があるんだろうな。最短のスケジュールで手術が出来たり、がんがステージ1だったり、そういうことも全部。何か私に課せられた何か…があるのね。きっと。

 

絶対元気になって、大腸がん予防の啓もう活動とかをやるんだ、私。きっと私に課せられた使命は、それ。伝えることが、私のミッションだと思うんだ。

だから絶対、元気になるんだ。

 

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