がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母が直腸がんになった話~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴ります。

病院の下見と、友人とのランチで初めて家族以外に語る

2018年7月23日(月)

 

今日は朝から活動しまくりデー。

 

まずは五反田のNTT関東病院へ。大腸内視鏡手術のゴッドハンドがいらっしゃる病院ってことが昨日わかったので、もうこれは早速下見に行かないと!と。善は急げ!だ。

っていうか、何か行動してないと落ち着かない…。手術するからには、とにかく早くやってほしい。私のがんが一ミリでも成長してしまう前に、早くとってしまいたい。その思いが、私のフットワークを一段と軽くしていた。

 

駅からは徒歩で8分ほどか。ブラジル総領事館方面だな。次男のパスポート更新やら、ブラジル永住ビザの手続きで何度も来た場所だな。ここは大通りを渡るのに時間がかかる。駅からの無料シャトルバスはどこから出るのかわからなかった。暑い暑い…ふぅふぅ言いながら歩く。

 

受付の後ろに相談センターがあり、カウンターにお姉さんがいたので話しかけてみた。ご予約が優先と言うことだが、対応できるものがいれば対応します、と言ってどこかに電話してる。今日はどういうご相談?と言うから、淡々と答えた。「わたしの直腸に大きなポリープがあり、多分がんで、大きな病院で入院手術になりますと言われ、どこで手術するか病院を探しています」と伝えた。名前と生年月日を聞かれた。

 

しばし待つと、やはり今日は対応が難しそうなことを言うので、後日の予約をしますよと。と同時に、わたしが知りたいのは、こちらのおおはたせんせいに見てもらう場合の待ち時間とか、手術までの日数とか、そういうシステムのことなんですと伝えてみる。すると、中の事務室の人に少し確認してくれ、次のように教えてくれた。

 

「おおはたせんせいあての紹介状を持って、月曜日の朝8時から11時までに総合受付に来てくださいと。午後まで待つかもしれませんが」と。

 

午後まで待ってもその日のうちに見てもらえるなら万々歳ですよ。わかりました!と、その場を去る。まずは初診の予約待ちなのかな、と思っていたから、普通に月曜日に来ていいのね~と知ってちょっと安心。

 

相談センター入り口のラックから、大腸がんのパンフレットと、働く人のがんサポートガイド的な冊子を取ってきた。帰りの電車で読んだら、健保組合から、傷病手当金が出るとの情報をゲット。有給休暇を使い果たした上、さらに病気で休んだ場合、給与の三分の二が支給されるいう情報を知る。へぇ…社員ってすごいなぁ。わたし、もし去年、フリーで働いていた時にがんになってたら、そういう手当って、全くないものね…

 

少し消化器内科の様子を見て、入院のパンフレットもらいに入院コーナーへ行ってみると…

ものすごい順番待ちになっていた…番号札がハンパない状況の大混雑!すごいな…こんなに入院する人がいるのね。超忙しそうな窓口の女性は私に「パンフレットは、入院が決まったらお渡ししてます」とサクっと告げた。すいませんこんな忙しい時に…場違いでした私。病院にうといと、こういうトンチンカンな行動をしてしまう。申し訳ないです。

 

また歩いて駅へ。

結局、駅往復のシャトルバスは1時間に3本くらい出ているみたい。

 

その後、大急ぎで長男の高校の三者面談へ。いつもは駅からバスだけど、バス待っていたら間に合わない!慌ててタクシーで向かい、ぎりぎりで到着。先生と長男が先に教室で待っていてくれた。母は仕事で遅れている、と先生に話して待っていてくれた。遅れそうな時点で長男のラインに連絡入れたんだ。ちゃんと先生に伝えてくれてた。長男はしっかり成長している。嬉しい。

 

面談では、来年、3年次の選択科目のことがメイン。英語総合を取る取らないの話。長男の高校は単位制なので、時間割は生徒一人ひとりで違っていて、大学の受験科目にも大きく関係する話だ。先生には、目指す大学が決まらない子が大半の中、この子はいい方ですよ、ちゃんと目指すところがもうあるから!と褒められる。たしかに目標がこの時点で決まっているのは立派。あとはやるだけ。

 

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面談後、またまた大急ぎで虎ノ門へ。おととい急に連絡をくれた友人Rさんとランチの約束をしていたのだ。1時間ピッタリしか時間がなかったけど、キャリコン のこと、Rさんの仕事のこと、リフォームのこと、そしてRさんの闘病経験のこと…いろいろ話して、最後に直腸ポリープのこと…を私は話した。意外にも私は、もうかなり冷静に話している。ポリープが大きくて、かなりの確率でがんらしいことを、さらりと。家族以外に話すのは初めてだった。こんな話、受け止める方は、結構しんどいだろうなとは思う。相手を選んで話さないといけない。あまり心配かけても良くない。でも誰かに受け止めてほしい。Rさんはきっと、受け止めてくれる人、受け止められる人だと思って話したくなった。Rさんと会うことは急に決まったことで、こんなタイミングで、ヤキモキしたがんでいっぱいの心でランチするのはどうかとも思ったけど、Rさんだからこそ会えると。会って話せると。闘病経験をした彼女なら、聞いてくれると信じていた。結果、話して私の心は少し軽くなったし、彼女も思った通りに、驚きながらもさらりと受け止め、励ましてくれた。この場を借りて、Rさんに改めてお礼を言いたい。あの時は本当にありがとう♪

 

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それから会社に行った。午前半休を取っていたので、ランチ後に。

 

今日は上司には言えなかった。単純に話す時間がなかった。でも、早く言った方がいいんだろうなとは思う。

 

職場でスケジュール表を見ながら、これから先に控えているいくつもの仕事を見通す。八月、九月…。ああ、予定されている9月の出張には行けないんだろうなとか。みんなに迷惑かけるな、とか。引き継ぎをスムーズに進めるためにも、明日は上司に言わないと。上司はわかってくれるだろうから。上司はご家族の看病と看取りをつい最近されたばかりだった。せっかく少し落ち着いたところなのに、今度は部下が入院・手術だなんて。次から次へと困ったこと尽くしで、上司には本当に申し訳ないな…。ビックリするだろうし、実際困るだろうし、心配かけちゃうなぁ。病気って本当にやっかいだ。どうして人は、ずっと健康でいられないのだろう。

 

忙しい一日を終え、クタクタになって帰宅した。

帰宅後は、晩御飯のことで子どもたちに対して怒り、情けなくなり、こともあろうに、泣いてしまった。感情の出方がやはり少しおかしいかも…子どもに当たるなんて。こんなのいつもの私じゃない。これは、病気のせい。きっとそう。

 

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