がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母による大腸がんブログ~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴るブログです。

退院後初の電車でお出かけ、映画「万引き家族」とショッピングへ

2018年9月5日(水) 

今日は午前中に会社のパソコンを久しぶりに開いた。そしたら電源が入らなかったので一瞬びっくりしたけど、単に充電がゼロだっただけみたい。ほっ。AC電源つないだら普通に立ち上がった。

 

そして総務部と直属の上司宛にメールを書いた。来週から在宅勤務をしたいということと、診察の日は半休を頂きたいということ。その後は時短勤務が可能かどうかという相談もした。お返事はまだ見てないけれど、ちょっとこれで胸がスッとした。私も、身体の負担を極力少なくしつつ、今まで通りに働けたら一番いいし、もちろん職場のみんなも私の完全復帰を望んでいてくれるけれど、通勤時にかかるパワーを考えたりすると…在宅だなぁ、とか。でもそれは叶うのだろうか、とか。やはり仕事との両立というところは、がんサバイバーとして悶々とするポイントの一つだ。

 

そしてそういえば今日は水曜日!映画館がレディースデーだったということを思い出した。そういえば前売り券を買ってあった「万引き家族」をまだ見ていないことに気づき、上映館を調べてみたら…なんと港南台シネサロンでしか今はもう上映していない!ということがわかった。うちから一番近い映画館ではもうやっていないのね…。私が入院している間に終わってたのね…。

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急いで昼ご飯を食べて(いつもなら昼ご飯なんて抜いてもいいけど、いまはほら、食べることが仕事なのでね。しかもタンパク質多めを意識して、卵やら納豆やらがメイン)、急いで駅まで歩いて、なんとか電車に間に合った。思ったほど歩くのは疲れない。

 

映画は12時35分からだったので、始まる前に障害者用トイレで用を足した。そういえばこんなに出かけるのは久しぶりだ。ストーマで外出するのも電車では初めて。公共のトイレも初めて使うなぁ。まぁ、特に問題もなかったけれど。

 

映画館は結構年齢層の高い人達で埋まっていた。映画自体は何と言うか…不思議な感じの映画だった。面白いとか感動するとか、そういう感想ではなくて。何と言ったらいいのだろうか。これがどうしてパルムドールという賞を取ったのかよくわからないけれど、とにかく子役が可愛かったということは言える(笑) あとは安藤サクラの演技はやっぱりすごいな、ってことも再認識できたかな。

 

映画が終わったその足で、今度は桜木町へ向かった。せっかくの水曜日だからコレットマーレカードのポイント2倍を目指して(笑)

コレットマーレは、私が最初におしりカメラを受けたクリニックも入っている複合ビル。ショッピングエリアを見るのは久しぶりで、嬉しくて結構隅々まで見て回った。すごく安いブランドがあって(Heart Marketという)1900円の70%オフなんていうのがあって、丈長トップスにスパッツみたいなパンツを買った。これぞ衝動買い。

 

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そして最後は無印に行って、思いがけず良い買い物ができた。何と私のパンツサイズは L では緩くて M になっていた!そういえば、今朝体重を測ったら55 kg だった。そうか、ピーク時の体重よりかなり減っているんだものね。そう言われてみれば、歩く時にも体が軽いような気がする…この調子で体重をキープしていきたいと思う。ちなみに自分の中での大人になってからのベスト体重は、ウエディングドレスを着たころの54kgである。あとちょっと(笑)

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そして、久しぶりにアインズアンドトルペで化粧品を物色した。そう、大腸癌が発覚したあの日も、ここのアインズトルペで少し買い物をしたんだったな。少々ヤケになり、プチ衝動買い。

その時の記事がこちら。

 

blog.omoinomama.work

 

あれからちょうど1ヶ月くらい経ったのか…。

なんだか私のがんストーリーはコレットマーレに始まり、またコレットマーレに戻ってきたという感じがする 。

 

さすがに疲れ果ててしまったみたいで、22時前にはもう横になっている。明日のごはんは、次男に研いでもらう。長男には、食器を食洗機にかけてもらっている。以前より子供達がよく動くようになってくれていることは本当に嬉しい♪