がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母が直腸がんになった話~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴ります。

がん研有明病院のクラウドファンディングによる素敵な中庭

今日は術後6ヶ月の検査のため、久しぶりに有明に来ています。ビッグサイトに向かう人に混じり、午後3時過ぎ、国際展示場駅からテクテク歩いて病院へ。この季節は初めてなので、少し楽しみ!


そう、私の楽しみは、病院5階にある中庭を巡ること。入院中、歩数を稼ぎ、運動するために毎日歩いた中庭は、窓辺と並ぶ私のお気に入りスポットです。

 

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綺麗に手入れされた花壇に、コンテナの寄せ植え。真夏の暑さに負けそうになってたお花だけど、スプリンクラーに加え水やりをしている職員さんの姿を見て、すごいなあ、お手入れちゃんとしてくれているんだ!と感動したものです。


さてこの中庭、ずっと前からあったと思いきや、

私が入院していた8月のほんの数ヶ月前にリニューアル工事が完成したんだそうです。


夏のある日、私がいつものように中庭をブラブラしていると、病院の事務の男の人がいらしたので、庭が素敵で癒されていますよ!とお声をかけてみました。するとその事務長さんは、ここができた経緯を私に話してくださいました。元々はそれほど手入れされていなかった普通の中庭だったんだけれども、クラウドファンディングで庭作りをやりたいと寄付を募ったら、多くの方が賛同され、今のこの姿にリニューアルされたそうです。確か700万円ぐらい集まったとおっしゃっていました。

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庭園いろどりプロジェクト と言うそうです。案内のポスターが新たに貼られていて、それもまた素敵でした。

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そんな出来立てホヤホヤの中庭をタイミングよく利用させていただくことができ、本当に良かった。癒しの場所でした。


そして今日久しぶりに訪れてみると、春の花に植え替えられていました。可愛いカラフルなポピーの花が、一番大きなメインの寄せ植えの鉢に咲いていました。秋にはコスモスが揺れていたところも、ピンク系の可愛い花に生まれ変わっていました。

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オリーブの木は青空に向かって成長しているみたいで、中庭のシンボルツリーとしての風格が増してきたようにも見えました!

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夏はちょっと元気がなかったローズマリーもスクスクと伸びて、緑鮮やかに、そしてフレッシュな香りも健在でした。


ここにいると花に癒され青空に癒され、本当に言い古された言葉ですけども、入院生活のオアシスと呼べる場所でした。こういう環境づくりってとても大事だなぁと思います。どこの病院でもある訳ではないと思うので、その辺りもこの病院を選んでよかったなと思うところです。

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さて久しぶりのCT検査は…あっという間に終わりです。バンザイして横になり、輪切り撮影の機械に二度ほど入ります。そして今度は左腕の静脈から造影剤なるものを体内に入れ、体がじわーんと熱くなり、また機械の中に。ものの5分ちょいでおしまいです。

 

これで全身を輪切り状態に撮影し、がんが転移しているかどうかを見るのだと思います。

転移か…あったらやだなぁ。

 

普段はとても元気で、トイレ問題以外はすこぶる快調な私。がんだと言うことを忘れるほどに元気ですが、ここに来るとやはり…ね。ぐっと患者モードに引き戻されますね…。

油断しちゃダメよ、わたし。

そんな声も、ここに来ると、自分の中から聴こえてくるのです…。

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