がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母が直腸がんになった話~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴ります。

冬のがん研有明病院に入院することの、最高のお楽しみをもっと知って欲しい!

Twitterやインスタを見ていただいている方には周知のことでございますが、私はいま、2度目の入院で癌研有明病院におります。

 

前回は8月のお盆明けの入院でした。そしていま、11月末です。

この季節の違いは、有明ライフにおいて、かーなーり、大きいのですよ!

そしていま、癌研有明病院に入院しているかた、お見舞いにいらしているかた、働いているかた…すべてに伝えたい。

この病院から見る、朝夕の太陽のすばらしさを♪

 

ということで、まずは、

f:id:calorina:20181128103320j:plain

わたしの窓辺ギャラリーをご覧ください。

 

これは、11月21日の夕方4時ごろの7階東病棟より撮影。冬なので、日が沈むのが速いですよね。うかうかしていると、みるみるうちに廊下がオレンジ色に染まります。急げ急げ!とわたしは定位置に向かいます。

 

f:id:calorina:20181128103501j:plain

これが定位置のひとつ。ちゃんと窓辺に、対のチェアセットがあります。夕方にお見舞いにいらした方とは、ここで語ったりします。

 

こんな感じで眺めてます。太陽がずっと沈むまで…そして沈んでからも。空の色の変化がもう、見逃せなくて。

 

f:id:calorina:20181128103622j:plain

 

日が落ちると、こんな感じになっていきます。

 

f:id:calorina:20181128103704j:plain

 

また別の日の夕日は、もっと赤くて、まんまるでした。

 

f:id:calorina:20181128103739j:plain

 

日によっては、ビルのはざまに、富士山の姿を見ることもできます。夏の入院の時、「冬には富士山が見えますよ~」と聞いて、今回とても楽しみにしてきたのです。すると入院初日にもう富士山拝めちゃいました。午前中は白い雪をかぶった様子が少し見えたり、夕方は赤い空にわりとくっきり、シルエットが浮かびます。富士山は、東病棟の北角の窓から見えますよ。

 

f:id:calorina:20181128104326j:plain

 

夜になると、今度は夜景が素敵です。夜景は、病棟を東へ西へ。ぐるっと一周してみると、それぞれの窓によって見える建物が違うので、楽しいです。西病棟からはスカイツリー葛西臨海公園の観覧車に、夜8時過ぎにはディズニーランドの花火も見えることがあります。

 

東病棟の夜景は、東京タワーやレインボーブリッジ。ゆりかもめの線路も動きがあって、見飽きません。有明駅がすぐそこです。

 

f:id:calorina:20181128104417j:plain

 

そして、冬の有明の真骨頂といえば!何と言っても12Fのウッドデッキから見る朝陽です…。

 

日が昇る前の、この空のグラデーションが大好き♪

 

f:id:calorina:20181128104515j:plain

 

そして12階からは、海から昇るまるい太陽が、しっかりと拝めます…。

f:id:calorina:20181128104533j:plain

 

もう元旦の初日の出を見ちゃった気分です。

ちなみにこの日、12階のウッドデッキには、わたし一人しかいませんでした…

こんな素晴らしい日の出を独り占めだなんて、もったいなさすぎます。

 

たまには雨の日もあるし、雲が厚くて太陽がすぐ顔を出さない日もあります。

ちなみに今朝は、こんなストライプの日の出でしたよ。

f:id:calorina:20181128105046j:plain

 

みなさん意外と、この絶景ポイントをご存じないようで。本当にもったいない限りなのです。なので私は、病棟ですれ違うひとたちに、この素晴らしさをお伝えして歩いています。勝手に朝陽広報部員状態(笑)

 

確かに、まだまだ痛みが強かったり、歩こうという気力がわかなかったり、朝陽だ夕日だと言っている場合じゃない患者さんもたくさんいます。わたしもそうでした。12階まで上がろうと思えるようになったのは&体力が戻ってきたのは、2週間の入院中の、最後の数日だったから。

 

でも、ちょっと頑張ってこの朝陽を見るとね、ものすごーくパワーがわいてくるんですよ。体にも、心にも。太陽神とはよく言ったもので、とてつもないエネルギーを持っているんですね…特に一日のはじまりの朝陽は。そのことを実感している有明入院ライフです。

 

だから、元気が出ないとき、ちょっと辛い時こそ、この太陽に会いに行って欲しいと思います。(もちろん無理は禁物ですが)

そして、12階ウッドデッキは屋外なので、空気が冷たいです。しっかり靴下履いて、上着を羽織って、短時間で!をおすすめします。

 

なお、東京の日の出時刻は、6時になるのが10月29日と3月10日。

東京(東京都)のこよみ 平成30年(2018) - 国立天文台暦計算室によると)

ということは、この期間の入院がある方は、12階でみられるということです。なぜなら、12階に行けるエレベーターホールの扉は、午前6時~午後9時にしか開かないのです。だから、真夏は5時台の日の出だから、12階に上がるころにはもうすっかり太陽が高いのですよ…。ということで、冬のお楽しみ♪なのです。

 

そして、このような素晴らしい眺めの病院に入院させてもらっていることに、本当に感謝しかありません。あらためて申し上げます。がん研有明病院を設計してくださった方!ありがとうございます!

 

f:id:calorina:20181128110009j:plain

 

ちなみに、なんでわたし、こんなに朝陽に惹かれるんだろう…と思い返してみたら。たぶん、山の上から見るご来光に強い憧れがあるんですよね、わたし。去年から山登りに目覚め、まだ伊勢原の大山とか高尾山とか、せいぜい鍋割山しか上ったことがないんだけれど、山登りの先輩が見せてくれる頂上からのご来光写真に、ものすごく憧れているんです。ずっと。そしていつか山小屋に泊まって、朝陽を見るんだ!って思ってる。

 

たぶん、その思いが転じて、こんなに朝陽マニアになっちゃったんだなぁ~と(笑)

退院して、体調が戻って、山小屋に泊まれるようになったら。

今度はガラス越しではない、ナマの絶景朝陽を写真に収めたいなぁ。

それを目標に、退院後のリハビリも、頑張るのだ!