がんストーリーは突然に~46歳、働き盛りの2児の母が直腸がんになった話~

2018年夏、元気印の働く母が突然がん患者になっちゃった…入院そして外科手術を経て、まだまだ続くがんストーリーを綴ります。

入院前の最後の出勤日に、好物のトンカツを食べた

2018年8月8日(水)

 

今日は台風が接近するかも…と言うような天気の日だった。

 

毎週水曜日は定例会議の日。この会議にもしばらく出られないのかと思うと、なんとも寂しい気持ちになった。またこの職場に戻ってこられるのはいつになるのかな。そもそも手術した後の自分の身体は、どうなってしまうのかな…。

 

事務所のリフォームがもうすぐ始まるので、自分の机の中を全部空っぽにしなければいけないと言うことで、慌ただしかった。リフォーム後は、フリーアドレス制になるらしい。後は、明日から夏休みを取るし、そのあとすぐに入院…なのでしばらく会社で仕事が出来ないので、業務の引き継ぎのことをチームのメンバー3人で話し合った。残される2人には負担をかけてしまうから申し訳ない。本当に。それなのに2人は、「会社のことは気にしないで治療頑張ってね」と言ってくれたので、とてもうれしかった。それから関係先にメールをたくさん書いた。もちろん、無駄な心配をかけてはいけないので、「がん」という言葉は出さないで。入院する旨と、仕事を誰それに引き継いでいる旨を記した。そうこうしていてもなお、今の身体は非常に元気なので、本当に違和感があるんだよなぁ…。メールを受け取る客先の方々も、違和感あるだろうなぁ。どう見ても元気だからな、わたし。

 

さて、台風がだいぶ近づいてきていたので、帰れる人は早く帰っていいと言うお達しが出たけれど、結局定時の5時半までかかった。ちなみにお昼ご飯は半年ぶり位にとんかつを食べた。とんかつは私の大好物だが、思うところがあって、半年前からとんかつ断ちしていたのだ。でも、手術したらとんかつはしばらく食べられなくなるからと思って、今日はヒレカツを食べた。実は今日も財布を忘れてしまってSuicaで支払った。Suicaにはギリギリお金が入っていたので、なんとか1000円のヒレカツ定食代を払うことができてよかった。財布を忘れるなんて、やはりなんだかんだ言って私は一連のことに動揺しているのかな。

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これはヒレカツじゃなくて、前に食べた厚切りロースね♪



帰りがけに、仲良しの上司に握手された。頑張ってね、って言われてちょっと涙が出そうになった。いけないいけない。次にここに出勤して来れるのはいつになるだろうか、と思うと、グッとくる。地下鉄に降りる階段も、次はいつになるだろうかと思う。

 

帰りの電車はスムーズに動いていて、特に台風の影響は受けていないようだった。それでも雨と風が強いから駅からバスで家に帰った。ものすごい行列だったので乗れなくて1本見送った。

 

帰宅してからも一仕事ある。帰省中のハムスターの預け先に挨拶に行くのだ。ネットでたまたま見つけたエニタイムズというサービスがあり、ペットの預かりを自宅でしてくれるという人がたまたま近所にいたのだ。息子たちも連れて、挨拶に行った。とても感じのいい、信頼できる方で良かった。これでミッションひとつクリア!

 

その帰りにココスで晩ご飯を食べた。3人で食べるご飯は次はいつになるだろうか。なぜなら、明日以降は3人の予定がばらばらだから。そしてばらばらのまま、私は入院するから。

 

帰宅後は、スケジュール管理を息子たちと3人で行った。入院中の子供たちをどうするか。高2と中1でもう二人だけで寝泊まりも可能だけど、さすがに2週間は子供だけというわけにはいかないよね…。ということで、単身赴任中の夫の帰宅予定や、夫のいない日は実家に泊まりに行く…などなどがスケジュール調整の焦点となる。サッカー部で合宿やら朝練やらが立て込んでいる長男と、テニス部の次男と。そして入院する私と、仙台の夫と。みんなの予定がバラバラすぎてもう訳が分からなくなっているけれど、カレンダーに書き込んで何とか見える化した。それから夫の実家に電話をして、息子たちがお世話になる日がいつになるのかを伝えた。

 

なんだか入院が近づくにつれてやることがたくさんあって、子供たちのことがますます心配になる。がんはひとりじゃ闘えない。本当に面倒なやつだ。でも、一個一個、問題をクリアして先に進まなければならないのだ。

 

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